かながわブランドを広げよう！

今回のテーマは、神奈川の農林水産物。「神奈川で、野菜やお肉？」と意外に思う方も多いかもしれません。都会的なイメージが強い神奈川ですが、実は、県土地面積の約半分を農地や森林が占めており、豊富な資源に恵まれています。地元産の食材もたくさんあるのですが、県外はもちろん、県内でもあまり知られていないというのが実情です。神奈川の農林水産物、通称かながわブランドを全国に発信していくには、まず地元の方がかながわブランドについて知り、愛着を持つことが不可欠です。

ひとめで86品目の魅力がわかる！

これまで県が制作していたパンフレットは、かながわブランド86品目についての一覧表が掲載されただけのもの。限られたスペースに大量のデータが組み込まれていたため、一般の人を「読みたい！」という気持ちにさせるのは至難の技でした。これでは思いがあっても、大切な情報が伝わらない可能性があります。このパンフレットを魅力的生まれ変わるにはどうしたらいいのかーーその答えを探るため、Blabo!プランナーのみなさんとの企画会議が始まりました。そんな中、注目を集めたのがりなつんさんのアイデアです。

顔が見える関係性を大切にしたいという声から、文字情報以上に大切なことが見えてきました。その他にも、多数寄せられたアイデアの中に詰まっていた生活者ならではの視点を取り入れ、「読む」だけでなく「見る」ことだけで情報を得られる「写真をたくさん使ったパンフレット」の構想が固まりました。実現にあたっては、生産者へ取材を行い、その産品がおいしく食べられる時期や特徴をていねいにヒアリング。その成果をまとめ、「知って、食べて納得。」をテーマに編集した冊子が完成しました。

神奈川の魅力が詰まったパンフレットは、かながわブランドの公式サイトに掲載される予定です。ぜひご覧くださいね。