ゴミ箱に捨てるって気持ちいい! ロッテ×greenbirdと取り組む「スッキリングプロジェクト」。

ロッテ
2012.10.29

Lotte-logo
アイデア依頼主

ロッテ

Cross
miya
アイデア提供者

miya

公務員

思わず捨てたくなるゴミ箱をつくる!

以前から社会問題として注目されてきた「ゴミのポイ捨て問題」。行政や企業だけでなく市民による清掃活動など、これまで多くの対策が行われてきました。しかし、ゴミはなかなかゼロにはなりません。そこで、長年この問題に取り組んできた株式会社ロッテとNPO法人greenbird、プロダクトデザイナーの杉江理氏、そしてBlabo!が、一緒に街の問題をスッキリさせるための「スッキリングプロジェクト」を始動させました。

Lotte-logo
「ゴミを捨てないで!」という警告や注意ではなく、思わずゴミ箱に捨てたくなるような働きかけはできないのでしょうか。

社会のもやもやをスッキリ解決!

「スッキリングプロジェクト」は、社会のモヤモヤを、アイデアでスッキリ解決させるために生まれたプロジェクトです。街に広がる「ゴミのポイ捨て」をなくすための活動を10年続けてきたgreenbird、長年ガムのポイ捨て問題に取り組んできたロッテを中心にはじまり、たくさんのアイデアを元にデザイナーの杉江さんの手によって形になりました。

ゴミを思わずゴミ箱に捨てたくなるようなアイデアを集めたところ、1000個を超えるたくさんのアイデアが集まりました。その中から選ばれたのが「ゴミを入れると『街のためにありがとう』って誉めてくれるゴミ箱」というmiyaさんのアイデアでした。

Lotte-logo
人はリアクションを求める生き物。反応を得るために、あえてこのゴミ箱に捨てたいと思わせる行動をデザインした結果、予想外の効果をももたらしてくれました。

miyaさんのアイデアに着想を得て、ゴミを捨てると「ありがとう!」「サンキュー」という音が出るゴミ箱星人の開発を決定! 2012年に行われた表参道のハロウィンパレードでお披露目したところ、たくさんの反響がありました。通行人が興味を示し自発的にゴミを捨てるようになっただけでなく、興味を示した子ども達が、わざわざ路上のゴミを拾ってきてゴミ箱に捨てる姿もありました。

実現したアイデアは、厳しい注意でも意見の押しつけでもない感謝の気持ちがあふれるメッセージ。ゴミがなくならないことを嘆くのではなく、みんなが楽しくなるようなグッドアイデアが実現しました。スッキリと気持ちがよくなるような取り組みは、関わる人も嬉しくなるのかもしれません。これからも、Blabo!では素敵なアイデアをお待ちしています!