トイレットペーパーやティッシュ類が店の中から消えた三月の辺り。
大人から怒鳴られて謝るしかなく、泣きたくなって通路を離れ、別の品物を出していた。それで心が落ち着いてきた頃、小さな子供が近くに来た。
「お姉ちゃん悪くないよ、お姉ちゃんいつもお菓子の所にいるよね」と、幼稚園児くらいの子から慰められた。
入りたての新人時代から、俺を支えてくれたのは小さな子供達だった。今も同じだな。

今、当たり前のように言われている
『お客様は神様です』
に、疑問を感じています。

そもそも、お客様は自分が出来ないことをお金で代わりにしてもらっているし、サービス提供側はサービスの対価としてお金を貰っているのでどちらも対等の立場ではないかな？と思っています。

そろそろ
『お客様も店を選ぶけど、店もお客様を選びますよ』
と、普通に言える世の中になればいいのに。

私の息子は自閉症の為、人とのコミュニケーションが難しいところがありますが絵カードなど視覚で提示してもらえると大変わかりやすく助かります。そんな障害にある方たちにもありがたく、しゃべらずにコミュニケーションが取れる方法として簡単な絵カードを持ちながら最低限の言葉で接客してもらうと飛沫も防げると思います。

最近、レジ袋の有料化が進んでいますが、男性の方はエコバッグの用意をされていない方が多いと思うのですが？レジ横に男性用のお洒落かつポイント交換で購入出来るくらいのエコバッグを設置して購入に誘導してみては？

メディアで知ったのですが、
ゆっくり考えたい、初めてだから聞いて選びたい、難しいからサポートが必要な人向けのレジのアイデアは良いと思いました。
コロナで接客時間は減らす方向ではありますが、その逆を行く接客に価値を感じました。

美容院でカラーリングをしている間、雑誌を読みますよね。座って読んでいると結構手が疲れるのです。そんな時、サッと美容師さんが三日月型のクッションを差し出してくれました。その心遣いに感謝。あのクッション、本当に優れものです。

カフェのテイクアウトを利用する際に、カップに一言メッセージを書いて貰えるだけで、その日のモチベーションがとても上がります！
ぜひ普及して頂けたらとおもいます！

食品レジの仕事をしていたのですが、ある日チェッカーの最中に帽子が落ちてしまい、どのレジもお客様は数名並ばれていて止める事にも躊躇され食品レジなので衛生上、髪を触る事にも気がひかれ、かと言ってそのままと言うことにも問題ある。などと考えながら泣きそうに。するとお客様はお支払いで小銭をゆっくり出されて「今のうちに」^_^その次のお客様も笑って下さいました。暖かい気持ちを沢山頂いた一日でした。

主人は海外赴任中。困るのがメガネのメンテナンス。度付きサングラス、メガネのレンズの度の買い替えをしたいけれど、日本滞在期間が限定されているのでどこのショップで購入しようか？悩んだ。相談持ちかけると無理ですという所が多い中、対応してくれるショップがありました。主人にいつまでに帰国するのか？確認し、最速でレンズ交換し帰国前日には連絡してくれ無事間に合いました。以来、主人はそのお店をひいきにしています。

コロナで自粛を心がけている最近。お休みもほとんどお家で過ごしている。そんな私の唯一の癒やしが、髪の毛を調えるヘアサロンである。鼻をかもうとティッシュを触った瞬間、ティッシュが今まで触れたことのない柔らかさであることに感動した。ウォーターティッシュというらしい。サロンに聞くといつも常備していることを知る。以前も使ったことあるはずなのに、自粛期間によって当たり前や小さな心遣いに感動する自分がいました。