マンホールのデザインを忠実に再現。手のひらサイズのマンホールコースターができました。

【作り手の願い】
1959年から続く老舗鋳物メーカー桑原鋳工株式会社は、これまで、マンホールや上下水道菅、自動車部品などを製造してきました。鋳物は、複雑な形が作れるうえに重くて丈夫です。今後は、鋳物の特徴を活かしながら、もっと生活に寄り添える商品を開発していきたいと願っていました。

【ユーザーのアイデア】
アイデアの中に「ご当地マンホール」に注目したものがありました。鋳物といえばマンホール。マンホールのデザインは地域や用途によってそれぞれユニークなデザインが施されて、コレクションを楽しむ「マンホール女子」もいるそうです。日本特有のデザインも多く、海外のお客様からも注目を浴びているといいます。

【実現しました】
そこで作ったのが、マンホールを縮小した「マンホールコースター」です。直径約９cmという手のひらサイズになったものの、精密な技術のおかげで細かなデザインは健在。ずっしりとした重みがあるので、ペーパーウェイト（文鎮）としてもご利用いただけます。三重県桑名市で使われているマンホール３種類（七里の渡し、ハマグリ、千羽鶴）が商品化されました。