移動に価値を見出せる？！三井不動産レジデンシャルのマンションに健康を意識できる廊下ができました。

【作り手の願い】
三井不動産レジデンシャルは、長年、誇りと感動を感じられる新規分譲マンションを提供してきました。しかし、お客さまのニーズを反映した上質なデザインの住居スペースとは裏腹に、廊下やエレベーターと行った公共スペースは、機能重視で殺風景…　同社は、公共スペースを通じて、より良いライフスタイルを提案していきたいと模索していました。

【ユーザーのアイデア】
お客さまのアイデアを聞いていくうちに、ジムに通っているけれど、もっと普段の生活の中で健康を意識したり、気軽に運動ができたらいいなというニーズがあることを発見します。それならば、あまり意識せずに通っている廊下や階段を「運動をする場所」にしてしまおうという方向性が見えてきました。

【実現しました】
そこで取ったのが、普段の行動をゲーム化する「ゲーミフィケーション」というアプローチです。人は数値目標を見せるとがぜんやる気を出す生き物。エントランスや駅など、目的地までの距離・時間・消費カロリーを廊下に提示し、運動やダイエットのきっかけを与えるような仕組みを作りました。これなら、だたの移動に運動という価値を見出す人が増えるかもしれません。