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栃木県の主婦

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地方創世のための共創

日本中のどんな地域にも、ゆたかな資源があります。美しい自然、おいしい特産品、ユニークな団体や企業。こうした可能性をかたちにするには、その商品やサービスを「つくる」ことだけではなく、「伝える」ことと「売る」ことが欠かせません。

一方で、この「伝える」と「売る」を考えるには、消費者や観光客といった「外の視点」が必要になるため、地元の企業だけではなかなか解決することが難しいのも事実です。それを補完することで、地域のもっている魅力を最大限に引き出し、創生する。それが、Blabo!の目指す「地方創生のための共創」です。

Blabo!とは?

Blabo!は、地域が抱える課題に対し、消費者、観光客などの外の視点を集めるシステム。これまでに市民13,000人以上から50,000以上のアイデアが寄せられ、さまざまな自治体の地方創生や企業の課題解決に活用されてきました。

ただの「意見」ではなく、創造性にあふれた「アイデア」が集まるため、これまで誰も考えたことのなかったイノベーションにつながります。今あるマイナスを解消するだけではなく、全国のユーザとともにプラスをつくることで、地方自治体の新しい未来を生み出すことを可能にするサービスです。

Blabo!の共創のしくみ

地域にある素材×ユーザーのニーズ=欲しい商品のサービス

Blabo!の地方創生プロジェクトは、地域にある資源の「何が素晴らしいのか」「なぜそれを全国に届ける必要があるのか」から考えることにより、商品・サービスを、それを取り巻くストーリーごとリデザインします。

すでにあるものに補助金を出す、商品のパッケージだけ刷新するなどの表層的な支援ではありません。地方自治体の担当者や企業のかたがたとの対話を通じ、本質的な問題を掘り下げ、企画会議を行います。その過程を通じてもっとも重視するのが、徹底したユーザ発想からの商品開発です。

地域や、そこにある企業のもっている「素材」は、「ユーザのニーズ」とかけあわせることではじめて「ほしい商品・サービス」になります。その「ユーザのニーズ」をもっとも楽しく、同時にきわめて効率的に集約できるのがBlabo!の共創プラットフォームです。

すでに全国の自治体で始まっています

鳥取県xBlabo!

5350個のアイデアが出ています

桑名市xBlabo!

1520個のアイデアが出ています

日南市xBlabo!

123個のアイデアが出ています

とっとりとプロジェクト

鳥取県との地方創生プロジェクトでは、地域企業の抱える課題をユーザ発想で解決し、成功をおさめました。素材として集まったのは、鳥取のお米でつくったお餅、土に還るプラスチックなど、地域の特色あふれるものばかり。そのひとつひとつにかけあわせるべきユーザのニーズを発見するため、企画会議を行いました。

老舗のお餅屋さんが募集したのは、お正月だけではなく、毎日の食卓に並ぶ「お餅の食べ方・使い道」。「雪見だいふく」や「朝のスープ餅」など、寄せられたアイデアをレシピとしてまとめ、同じくユーザが考案した「毎日がもちようび」のネーミングとともに商品化したところ、またたく間に各種メディアで話題になりました。さらには食品宅配サービスOisixでの発売も開始され、昨年比4倍の売上を記録するなど、新たな広がりを見せています。

地域に埋もれている資源、世界に誇るべき可能性の宝箱が、日本には無数にあると私たちは信じています。
ユーザ発想によるその再発見から、価値の再考、再商品化までのプロセスを通じ、
各自治体ならではのまったく新しいストーリーを、Blabo!がプロデュースします。

全国のユーザと、あなたの地域をリデザインしませんか?

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