日本茶革命!急須がなくても手軽にお茶を楽しめる「きゅうすどりっぷ」開発中。

神奈川県
2016.03.26

日本茶と日本人の接点を、もう一度つくりたい。

みなさんは、日常生活の中でお茶を淹れることがありますか? 食後の一服をはじめ、古くから日常的に親しまれてきた日本茶。とはいえ、ただでさえ忙しい現代に生きる私たちは、仕事や家事に追われて、ゆっくりとお茶を淹れる時間はなかなか持てないのが実情ではないでしょうか。

こうした状況に危機感を持ったのが、神奈川県にある株式会社茶加藤の加藤宗兵衛さん。茶加藤は、享保13年に創業し、十代続いている老舗の茶商です。

 

手軽さと本格感を両立するには?

茶加藤の企画会議は、「なぜ日本茶をあまり飲まなくなっているのか?」という疑問を生活者に投げかけるところから始まりました。「あまり日本茶を飲まないあなたが家でも飲むように!?どんなきっかけがあれば、家でも飲むようになる?」というお題を出したところ、数百を超えるアイデアが集合。急須や茶葉の準備、片付けが煩わしいという本音が集まる一方で、「ティーバッグでは味気ない」「淹れることを楽しみたい」という本格感を求める声も。そんな中、両者を実現する画期的なアイデアが、Hamadeeさんから寄せられました。

 

日本茶を、コーヒーのように使い切りのドリップバッグにすることで、準備や後片付けの手軽さと、本格的な味わいを両立することができるという発想。「これは、現代のライフスタイルに合致する!」と膝を打った加藤さん、日本茶を新しい可能性と共に家庭へ届ける、新商品の開発へと踏み切りました。あわせてネーミングも募集したところ、コンセプトを余すことなく伝えるネーミングをハヤシユウジさんが提案してくれました。

 

「当初は、ドリップバッグの選定に苦労しましたが、開発を重ねるにつれて丁度良いものに仕上がりました。 茶葉にもこだわり、老舗茶匠十代目宗兵衛が監修したドリップバッグ専用の茶葉をブレンドしています。」という加藤さん。まだまだ開発途上ですが、今までにない日本茶のおいしさを、手軽に楽しんでいただける商品に仕上がる予定です。完成は続報にてお知らせしますので、どうぞ楽しみにしていてくださいね!