こんにちは、Blabo!代表の坂田です。Blabo!は誰もが参加できる「アイデアで、楽しめるコミュニティ」です。そこでは企業の商品開発に参加することもできますし、お互いにアイデアをシェアしあって暮らしをちょっと良くしていくこともできます。ただ、知らない人がいるなかで自分の考えだったりアイデアを伝えることはハードルが高いものです。そこで、この記事ではBlabo!がどのような気持ちでサービスを運営しているのか、アイデアに対して向き合っているのかお伝えし、少しでもハードルを低くできればと思っています。
私達が大切にしている、10のルールを紹介します。
1. 等身大で大丈夫です
Blabo!のユーザーは、東京をはじめ、沖縄から北海道など各地にいて、年齢層や職業もバラバラで、多様性があります。多様性があるということは、あなたが当たり前にできていることも、誰かにとっての価値になるということ。「違うこと」が価値になります。自分の中で結論づけて、意味はないと思って胸の中に閉まってしまわないように。あなたの投稿によって誰かがインスピレーションを受けて、さらに発展する可能性もあるんです。
どんなアイデアでも怖がらない。「こんなこと言っても大丈夫かな?」なんて、心配する必要は全くありません。今、世の中にはないかもしれない。けれど、あなたが求めているもの。それをシェアするだけでいいんです。
アイデアに正解も間違いもありません。だから、どんどん出していくことが大事。アイデアは答えではなく、インスピレーションです。もしもそのアイデアが実現しなくても、他の人が刺激を受けて、実現性のある企画になるかも知れません。
2. 生活をイメージしながら
面白いことを書くのではなく、生活に根ざした本音やアイデアが大切です。「妊婦だったときにこんなことに困っていたなあ。もうちょっとこうだったいいのになあ」というご自身の本音に根ざしたアイデアを出していきましょう。そして、プロっぽくしないといけないということはありません。究極の商品開発者は究極の素人発想ができる人なのです。普通であることが、実はいいアイデアマンになるために大切です。
3. アイデアはかぶってもいい
自分が投稿したアイデアが、誰かと同じ、もしくは似ていることもあるかもしれません。かぶってしまってもまったく問題ありません。何人かの人が同じアイデアを投稿するということは、それだけみんながほしいものに近いのかもしれない。ですので、多くの方から近しいアイデアが出ている場合、Blabo!の主催者である企業のご担当者からするととても重要な兆しとなります。
4. アイデアは始まりにすぎない
アイデアは、インスピレーションを受けて広がります。Blabo!は、単にアイデアを募集するだけのサービスではなく、みんなで企画会議をする場所。だから、他の人のアイデアを読んだり、発展させてみたり、質問をしてみる。それが、新しい発見につながります。ぜひ、他の人のアイデアを発展させてみましょう。
5. 否定しない
これはBlabo!の企画会議のもっとも大切なルールです。アイデアを出すためには、自分のアイデアや他人のアイデアを否定的に捉えないことが大切です。アイデアを実現するためにどうしたらいいのか、前を向いて切り口を出すことが一番むずかしくもあり、クリエイティブなことなのです。ぜひ、ちょっとむずかしいと思えるアイデアに出会ったら、どうすればよりよいアイデアにできるのか、実現できるのか発想していきましょう。
6. 多様性があるから新しい視点が生まれる
一人でも、アイデアを考えることはできます。では、なぜBlabo!はみんなでアイデアを出し合うのか。それは、みんなで発想することで、個人が思ってもみなかった新しいことが生まれるからです。みんなで取り組むのは、個人では思いもよらなかった新しいアイデアを生み出すためなんです。
7. 完成形ではなく未完成
Blabo!ではみんなでアイデアをブラッシュアップしていきます。だから、最初から完成したアイデアを投稿する必要はありません。未完成で問題なし。まずは思いついたアイデアを投稿して、みんなでブラッシュアップしていきましょう。むしろ変えていける余白があるほうがいいアイデアかも知れません。
8. シンプルで、簡潔なアイデアを
良いアイデアや考えは、シンプルにまとめられるはず。アイデアは、シンプルであればあるほど、そのアイデアに触れた人にもイメージしやすくなり、共感を生みます。アイデアはできるだけ、シンプルで、簡潔に。自らのアイデアに「ヘッドライン」を付けてみましょう。
9. お題にフォーカス
Blabo!で大切なのは、お題に集中すること。お題には、商品開発者が解決したいことや明らかにしたいみんなのもやもやが込められています。思いつきや自分の投稿したいものをただ投稿するだけでは、なかなか伝わるアイデアにはなりません。制約がある中でこそ、アイデアはひらめきます。
10. 表現の仕方は自由
アイデアの形は、文章にとどまりません。スケッチや写真、人の想像力をかきたてるものは、なんでもアイデアになり得ます。
Blabo!でアイデアを出してみる
10のルールを頭に思い浮かべながら、「アイデアを出す」からアイデアを出してみましょう!