幻の果実、さるなしって何?!
みなさん、「さるなし」ってご存知ですか? とっても美味しくて「さる」が我を忘れて食べつくして「なくなってしまう」という逸話が名前の由来の果物で、味や見た目の特徴から「ベビーキウイ」とも呼ばれているそうです。でもこの果物、とてもデリケートで現地に来ないと食べられないという、幻の果実なんです。
こんなに美味しいのに、全国の人に食べてもらえないのはもったいない… そこでBlabo!では、ユーザーのみなさんと一緒に、思わず参加してみたくなる「さるなし」ツアーを企画しました。
この企画会議で選ばれたのがりょーたさんの「さるなし謎解きツアー」です。
「幻の果実の謎に迫れ!玉川村『さるなし』満喫ツアー」
さるなしの旬は9月の下旬から10月の上旬。旬を逃してはいけないと、9月30日に第一回「幻の果実の謎に迫れ!玉川村『さるなし』満喫ツアー」が開催されました。さるなしのもぎ取り体験の他、玉川村の特産品とさるなしを使ったランチ作り、そして、さるなしの魅力を語り合う「さるなしトーク」が繰り広げられました。
よく晴れた秋空の下、参加者のみなさんは、さるなしを栽培している塩田さんの畑へ向かいました。少し背が低い木の下にもぐり、しゃがみながらさるなしを取る人、お日様の光をたっぷり浴びた高い所にあるさるなしを取る人など、みなさん思い思いの方法で、完熟したさるなしをたくさん収穫しました。
収穫を終えた後は、玉川村保健センターに行き、地元の食材とさるなしを使ったランチタイムです。さるなしドレッシングを使ったサラダ、ブルーベリ入りコロッケや、トマト入りコロッケなど、地元の方が美味しい手料理をおもてなししてくれました。
とっても美味しいさるなしですが、全国的な認知度はまだまだ低く、今回ツアーに参加してくださった人の中でも「初めて食べた!」と言う人が多かったそうです。そこでツアーの終盤、参加者のみなさんの力を借りて、どうすればさるなしをもっと知ってもらえるかを話合う、リアルBlabo!的な「さるなしプロモーション企画会議」も開催されました。
「パッケージをよりよく」「地域の人を巻き込もう!」「さるなしを使いたくなる理由を明確にしたい!」などなど、実際にさるなしを試食した参加者からは、“実のある”アイデアが続々出てきたようです。
「さるなしって何?」「さるなしってどうやって食べるの?」「さるなしってどこで買えるの?」などなど、謎に包まれた幻の果実「さるなし」。今回のさるなしツアーに参加された方々は、そんなさるなしの謎を紐解き、さるなしファンになって帰路についたことでしょう。
さるなしシーズンはそろそろ終わることですが、ぜひ来年も開催していただきたいです!