子供たちの挨拶が生まれる街へ! 子どもたちの自主性を育む「こども当番キット」

三井不動産レジデンシャル
2014.02.14

三井不動産レジデンシャル
アイデア依頼主

三井不動産レジデンシャル

Cross
hamu
アイデア提供者

hamu

子供の学びが自然と生まれるまちって?

マンションは住む場所である以上に、さまざまな学びをもたらしてくれる場所です。昔、子ども達は学校や塾だけでなく、地域との関わりを通じて社会性を学んでいました。しかし、近代化により地域のつながりが希薄になるにしたがって、その機会はだんだんと失われつつあります。

三井不動産レジデンシャル株式会社は、昔のように、子ども達が暮らしながら自然に学べる場所を作りたいと考えていました。周囲の人と協力しながら、自分が所属するコミュニティが抱える課題を解決する喜びを、彼らに学んでもらいたい。今回、Blabo!のプラットフォームを利用して、そのためのアイデアを募りました。

こども当番キットで子どもたちに自主性を

マンションに住む子どもたちに学びを提供するアイデアを募集したところ、たくさんのアイデアが集まりました。その中で実現につながったのは、こちらのhamuさんの企画でした。

このアイデアをもとに開発されたのが、「こども当番キット」です。

Mfr-role-playing-kit-photo1

このキットを使えば、子どもが「清掃係」や「挨拶係」など、大人と一緒に自分のやりたい当番(=役割)を発見し、地域における自分の役割について考えることができます。

「幸福学」で知られるロバート・ビスワス・ディーナー博士によれば、 人は人に貢献することで幸せを感じる生きもの。当たり前のようにご近所付き合いが行われていた時代、私たちは、子どもながらに与えられた「役割」を全うすることを通じて、幸せを感じる術を学んでいたのではないでしょうか。人と人との繋がりが希薄になったとしても、幸せを感じるその種を失くしてはいけない。そんな思いが結晶となりました。