シマウマ2頭分?! 隙間時間をもっと楽しくするエレベーター

三井不動産レジデンシャル
2014.02.14

三井不動産レジデンシャル
アイデア依頼主

三井不動産レジデンシャル

Cross
sanachtk
アイデア提供者

sanachtk

エレベーターを学びの空間に

依頼主である三井不動産レジデンシャル株式会社は、マンションをつくる会社です。目指すのは、ただの住まいではなく、日常にゆたかな学びの時間と空間を提供すること。そんな観点で注目したのが、マンション内の移動手段であるエレベーターでした。ロビーから自宅まで、エレベーターに乗っている間の隙間時間。多くの人がぼーっとしていたり携帯電話を見ていたりする、空白の時間です。その数十秒間を、ちょっとした発想によって愉快なものにできないか、そんな思いからアイデアを募集しました。

実現のヒントになったのは、sanachtk さんの「エレベーターのボタンを具体的なモチーフに」というアイデアでした。

隙間時間にささやかな驚きを

このアイデアを横展開し、高さではなく、重さをモチーフで表現してみることに。エレベーターの重量制限を「シマウマ2 頭分」「ピアノ3台分」あるいは「1L の牛乳を 850 本分」など、意外なもので換算します。その内容をデザインした小さなボードをエレベーターの中に貼ることで、隙間時間にささやかな驚きを提供することができるのではと考えました。

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さらには、この表示を定期的に変えることで、「今週はどんなもので換算されているんだろう」という、日々の楽しみにも繋がります。エレベーターは外出先から自宅に帰るとき、いちばん最後に通る場所。遊び心によって住人の隙間時間に彩りを添えるアイデアが実現しました。