柳川市役所の井上さんが語る「やなが『わ!』プロジェクト」にかける想い

柳川市
2015.06.15

福岡県南部に位置する柳川市。今回の「やなが『わ!』プロジェクト」の発足に向け、市役所を訪れたBlabo!代表の坂田が、プロジェクトリーダーである柳川市役所の井上さんにお話をうかがってきました。

プロフィール
井上友睦さん

柳川市産業経済部柳川ブランド推進室所属。「やなが『わ!』プロジェクト」のプロジェクトリーダー。

こんにちは。よろしくお願いします。実は、恥ずかしながら今回のプロジェクトで初めて柳川市に来たのですが、すごく気持ちがいい場所ですね。まさに日本の古き良き文化が残った地域だなあと。まずは柳川市の魅力を教えていただけますか?

井上さん:なんといっても柳川市の一番の特徴は、市内を流れるお堀ですね。その掘割を舟に乗って巡る川下りは、城下町の情緒が楽しめると人気です。また、鰻のせいろ蒸しをはじめとする豊かな食文化も魅力のひとつ。有明海に面しているため、海の幸も豊富です。ぜひ帰る前に味わってみてくださいね。そんな柳川、実は年間120万人もの観光客が訪れてるんですよ。

120万人! かなり多いですね。東京を始めとする全国の方々にもこの魅力を知ってもらえたら、観光客も増えそうですね。

井上さん:そうですね、博多までいらっしゃる方は多いですが、そこから「柳川まで行こう」と思っていただくには、柳川とみなさんをつなぐアイデアが必要です。現状では約7割が九州内からの観光客ということで、まだまだ可能性があるはずなので、ぜひみなさんと一緒に考えたいなと思っています。

なるほど。今回の「やながわ!プロジェクト」では、全国の生活者と一緒にどうすればもっと柳川の魅力を発信できるかも考えていきたいですね。 さて、今回のプロジェクトではどんなことを実現したいでしょうか?

井上さん:先ほどご紹介したように、柳川市にはいいところがたくさんありますが、それをどう伝えるかが大事だと思っています。そのために全国の皆さんのお知恵をお借りして、観光をより魅力的にすること、そして地元企業の商品を生活者視点からよりよくすることを目指しています。このプロジェクトから生まれた商品が話題になり、全国から「柳川が面白いことをやっている!」という声や、「この商品を使ってみた!」という声が届くようになるといいですね。

どのような方に参加していただきたいでしょうか。

井上さん:柳川市やその近辺に住んでいる方はもちろん、初めてその名前を聞いたという方にもぜひ参加していただきたいと思っています。長く柳川市に住んで仕事をしていると、この環境が当たり前になってしまうこともあります。だからこそ「ソトの視点」を取り入れて、全国から集まる皆さんの視点と柳川の魅力をかけあわせることで、より愛される柳川にしていきたいですね。

今から楽しみですね。共創の「輪」で、全国を「わ!」っと驚かせられるような素敵なプロジェクトにしていきましょう。