ネーミング決定!蒸すから美味しい「うまみ蒸豆(じょうず)」。

柳川市
2016.03.27

作り手の想いが伝わるネーミングって?

食品を買うとき、名前を見ただけでは違いがわからなくて、ついつい安いものを買ってしまう…ということありませんか? ちょっとこだわればおいしいものが食べられるはずなのに、その機会を逃していると思ったら残念な気持ちになりますよね。商品の特徴や作り手の思いを届けるために、実は重要な商品のネーミング。今回、福岡県柳川市にある老舗の味噌・醤油蔵を営むアサヒ醸造株式会社から寄せられたのは、自社の主力商品であるお味噌のネーミングを生活者の皆さんと考えたいという依頼でした。

九州では、色が白い味噌が好まれることが多いため大豆を水煮してつくるメーカーが大半です。しかし、水で煮てしまうと大豆の旨味成分が逃げてしまうため、アサヒ醸造では「大豆を蒸す」ことで大豆本来の旨味を残し、凝縮させた味噌を製造しています。旨味の詰まったお味噌、ひとくち食べればその魅力は十二分に伝わるのですが、いざその強みを商品パッケージの限られたスペースで伝えるとなると、これは至難の技です。

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蒸し豆を使って、大豆のうまみを引き出したお味噌の良さが伝わる商品!

そこで今回は、Blabo!プランナーの皆さんに、商品の説明をした上で、その旨味を表現できるネーミングを募集。「『蒸し大豆』を使った旨味たっぷりのお味噌。どんなネーミングとコピーだったら思わず手に取りたくなる?」という投げかけに対して寄せられた200近いアイデアは、くすっと笑えるものから、うまい!と膝を打つものまでさまざま。そんな中から商品名に採用されたのは、garouzさんの「うまみ蒸豆(じょうず)」。蒸す製法の良さを一言でシンプルに表現した名前が、担当者の目に留まりました。

 

ネーミングにあわせてパッケージデザインも刷新し、「蒸す」ことで引き出される旨味を表現しました。現在、販売に向けて準備中です。詳細が決まり次第、皆さんにもお伝えしますので、続報を楽しみにお待ちください!

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