コミュニケーションロボット
言葉による会話や表情、仕草などにより人とコミュニケーションをするロボット。人や動物を模した形であることが多い。通常、店舗における案内や、日常的な情報提供(ニュースや天気など)、癒やしなどのために用いられる。あらかじめ記憶された会話のパターンのみならず、人工知能などを用いて新たな言葉や会話を学習するものも現れ始めている。
経済産業省
経済産業省は、2020年に向けて「世界でいちばんロボットが活躍する社会」を目指し、ロボットが日常の生活を豊かにしてくれる社会を実現するための取り組みを進めています※1。
皆さんは「ロボット」と聞いて、どんなイメージを持ちますか? 漫画やアニメのキャラクター、テレビで見かけた二足歩行型のロボット…絵や映像で見たことはあるけれど、本物のロボット、となると少し遠い存在かもしれません。
これから人口の減少が進んでいく日本では、今後、ものをつくる仕事だけでなく、サービスや介護の仕事、農作業など、幅広い分野でロボットが活躍していくことが期待されています。数年後あるいは数十年後には、あなたの街で、ロボットが当たり前にはたらく社会が訪れるかもしれません。
経済産業省では、そのような社会に向けて、ロボットを活用したサービスをいち早く実現しようとする企業などをサポートしています※2。
今回のプロジェクトでは、デパート、美容院、旅館やレストランなど、あなたが暮らす街のいろいろな場所で、ロボットが活躍し、はたらくためのアイデアを募集します。あなたが想像する少し先の未来、2020年までに実現してほしいロボットによるサービスとは、どんなものですか?ロボットが当たり前にいる生活とは、どんなものですか?
※1:ロボット新戦略(平成27年2月10日 日本経済再生本部決定) https://www.kantei.go.jp/jp/singi/robot/
※2:ロボット導入実証事業(平成28年度予算案額23.0億円) http://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2016/pr/i/i_seizou_11.pdf
経済産業省では、ロボット導入実証事業( https://www.jmfrri.gr.jp/info/7.html )として、これまでロボットが活用されてこなかった領域にロボットを導入しようとする企業に対し、その導入実証費用の一部を補助する事業を行っています。ぜひ「みんなのロボットプロジェクト」にご参加いただき、あなたの企業・団体におけるロボット活用についてのアイデアをお寄せください。また、このプロジェクトに集まった生活者のアイデアの活用についても、下記よりお気軽にお問い合わせください。
生活のさまざまな場面で、ITと融合し、ビッグデータやネットワーク、
人工知能を使いこなせるロボットが登場しています。
言葉による会話や表情、仕草などにより人とコミュニケーションをするロボット。人や動物を模した形であることが多い。通常、店舗における案内や、日常的な情報提供(ニュースや天気など)、癒やしなどのために用いられる。あらかじめ記憶された会話のパターンのみならず、人工知能などを用いて新たな言葉や会話を学習するものも現れ始めている。
商品や荷物を載せて床面を走行するロボット。あらかじめ決められた経路を走行したり、人に追従して走行したりする。進行方向の人や物などの障害物を検知し自動で避けたり止まったりすることができる。荷物を運ばず、単に人を誘導する目的で用いられるものもある。
ドローンと呼ばれる、翼やプロペラを使って飛行し、空中を自在に移動したり空中に静止したりするロボット。カメラを搭載し、人や物を撮影・認識する。画像処理を行えば、地上や撮影した物の3次元データを作成することができる。また、数kg~数十kgの物を運んだり水などの液体を撒いたりできるものもある。バッテリー式の場合、飛行時間は数十分程度に限られる。
人間の腕や手のように、掴む、運ぶ、離す、といった動作ができるロボット。あらかじめ人間がプログラムしたりアームをつかんで動かしたりして教えたとおりに動いたり、画像認識によって特定の物をつかんで動かしたりすることができる。硬いものだけでなく柔らかいものをつかむ技術もある。人間がロボットに触れたりロボットの周囲に入ったりすると自動で停止するようになっている。
人の腰や脚、腕などに装着することができ、装着した人の動きを位置センサで検出したり脳から筋肉に伝達される電気信号を検知したりし、それに応じて人工筋肉やモーターを動かすことで、その人の思いどおりの動きをアシストしたり、通常より大きな力を出したりするロボット。これを装着することで、例えば数kg~数十kgの荷物を通常より小さな力で持ち上げることができるようになる。
遠く離れた場所で、特定の人の代わりをしてくれる(分身となってくれる)ロボット。基本的な形として、ロボットの上部に備えたディスプレイに、その人の顔を表示しながらテレビ電話のように遠隔地からコミュニケーションを行う。また、そのロボットを移動させたり、カメラの方向を変えたりすることもできる。例えば、テレプレゼンスロボットを用いることで、遠隔地の会議に実在感をもって出席することができる。
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