昔はネットもないから、他人の家のおかずなど、全くわかりませんでした。しかし今、いろいろと
アイデアおかずも、食べることができて、昔よりも豪華になりました。リクエストしたら、何でもネットを参考にして作って貰っています。

私が子供の頃、いつもステーキが食べたいとか、トンカツがいいとか、食べたいものの要望を持ってたけど、飽食の時代なのか、今日はお誕生日やし何食べたい？ってきいても、なんでもいいわ、って返ってくる。
飽食は幸せなことだけど、食卓で「わ、珍しい！嬉しい！美味しい！また食べたい！」って会話があったのもなんだかよかったな。
手軽に！ではなく、お誕生日（お祝い）専用魚の贅沢シリーズとかも逆説的ですけどありかも。

父親がけっこう厳しくて野菜や魚のおかずを残すと怒る人でした。我が子は野菜や魚が好きではないのですが、怒って無理に食べさせることはしません。嫌々我慢して食べるぐらいなら作らないし、つい子供の好きなものを作ってしまいます。での給食では先生の目を気にして好き嫌いはしてないようなので、家の食事ぐらいはいいかなーって思っちゃいます。

お茶碗の出番が減りました。
子供時は毎日使っていたのですが、
今はワンプレートにしてしまうことも多く、
週に数度ということも・・・。

冷凍野菜などで既に下処理が終わっているものがかなり沢山売られていますので、食事の支度にかかる時間がとても短縮されたと思います。

専業主婦だった母の食卓はほぼ手作りおかずで構成。魚は一匹で刺身、塩焼き、あらで吸い物。畑で採れた野菜で煮物、漬物。現在共働き夫婦の食卓はスーパーで下味がついた肉類、冷食フライドポテト、カット済みキャベツ等購入し自宅で焼く、レンジでチンする等、時間優先の時短料理が多いですね。魚も大好きなんですが平日丸一匹購入し一から調理する精神的余裕が無いかなぁ。簡単に魚調理出来ればいいのになぁ。

母は、朝食に目刺しやアジの開きを焼いていましたが、私は焼くことはほぼないです。
洗濯物を干しているとき、近所からたま～に焼き魚のにおいがしてくると、懐かしく思ってしまいます。

いろいろの料理の「カンタン調味料」が激増！
40年ぐらい前から中華系には「混ぜるだけ！」的なレトルトのソースはあったのですが、それって、当時、家庭では再現できない本格派？異国風？が主だったと思うのです。でも最近では「すき焼き」とか「ちゃんこなべ」まで既製品。美味しいからいいんだけど袋タイプのレトルトパックにスープがタプタプで売ってるのが当たり前になってますよね。文字通りお「袋」の味。

食卓の真ん中に大皿に盛ったおかずをみんなで箸でつつくことがめっきり少なくなったと感じます。山盛りのコロッケとか、大皿刺し身盛りとか、大きな寿司桶とかのように、こどもにとって量に圧倒されることもごちそうに感じる条件だったように思います。

昔は、おじいちゃん・おばあちゃん
両親・兄妹と大人数で、
食卓に大皿が幾つも並び、
各々が小皿に取り分けていました。
今は既に銘々に取り分けてあり、
昔ほど、何皿も使わなくなった気がします。