自分の家の匂いは麻痺？しているのか全くわかりません。
柑橘系の香りを、玄関に。
入った瞬間、深呼吸が出来るほどに香らせます。

お日さまが空気に乱反射して霞がかったような春のにおい、
陽が暮れても気温や湿度が高いままの夏のにおい、
カサカサと枯れ葉の鳴るような秋のにおい、
そしてキンと張りつめた冬のにおい。

窓やドアを開けた時に「あっ」と気づかされる。この国の季節を意識できる、嬉しい瞬間です。

畳のある家に行くと、懐かしい感じがする。子どもの時は畳があったが今はないので、当時の記憶がよみがえる。

19時ごろ。仕事の帰り道、住宅街を歩いていると、どこかの家から風呂場の匂いがしてふと立ち止まる。シャンプー、石鹸、入浴剤、小さな子の笑い声。そのふんわりした優しい香りに自分の小学生時代を思い出す。実家の一軒家で三姉妹で風呂に入っていた頃、大人に守られていた無邪気なあの頃を懐かしく、少し寂しく思うと同時に家族の温かさにほっこりする。そう思って帰路につく。それが私の日課です。

食べるときは食材からの匂いを意識する。香りがいいと食欲もます

料理も得意ではないのですが、そこをカバーするために…
香りをプラスすることで
＊季節を感じたり
＊味に奥行きが出るように思います

例えば
普通の蕎麦でも刻んだ柚子（時間のある時に刻んで冷凍してある物）を足したり、大根の千切りを塩でもんで柚子胡椒であえるとか、とりの照り焼きに山椒（ミニボトルで市販された物）かけたりしています。

あまり強い香りは、たとえ自然の花の香りでも私的には辛い。自宅でも匂いのしない消臭剤は利用していますが、とってつけたような香りのする芳香剤は使っていません。
唯一枕カバーに微かに残る洗濯洗剤の清潔感を感じる香りだけは、何故か私を入眠に誘う落ち着ける香りです。

近所を散歩中、ふわっと香ってくる庭木の花の香りが大好きです。今の季節なら沈丁花でしょうか。秋なら金木犀が香りますし、バラやジャスミンが香ってくると幸せな気持ちになると同時に、季節の移り変わりを意識します。

毎日ではありませんが、少し贅沢をしたい時や特別な日はお風呂に入浴剤を入れます。
その時の気分によって香りを変える時もありますが、季節によっても入浴剤の種類は変えたりします。
好きなのは、定番ですが、柚子の入浴剤です。

スメハラ｡
何でもハラスメントにするのは良くないけど、
匂いに敏感な私はどんな時でも匂いが気になって
不快になってしまいます。時には頭痛も。。。
こればっかりは仕方ないのかな・・・