天然の芳香剤「森colon」
Client: 神奈川県
森を育てるために切った「育林材」がおしゃれな天然の防虫剤に大変身!森と人に優しい商品ができました。
【作り手の願い】
小田原で木工業をしているラ・ルースは、小田原の森から取れた“間伐”(かんばつ)を利用して様々な商品を作っていました。同社はこの間伐を、森を育てるために切らなければならない「育林材」と呼び、これからは、「木を使うことで森を育てる」というメッセージがしっかりと使い手に伝わる商品を作りたいと願っていました。
【ユーザーのアイデア】
様々なアイデアが上がる中、アロマウッドや、木くずのサシェなど、自然の香りがダイレクトに伝わる商品にニーズがあることがわかりました。その中でラ・ルースの目に止まったのがシダーブロックでした。香りだけではなく、自然の防虫剤にもなるという杉(シダー)の特徴を活かし、優しくしっかりと大切な衣類を守ってくれる素晴らしいアイデアで、ラ・ルースの信念とぴったりとマッチしました。
【実現しました】
そこで実現したのが、「育林材」を丁寧に削り、自然の香りや木目を活かした可愛らしい天然の防虫剤です。爽やかな香りと、ころんとした丸い形を彷彿させる「森colon」というネーミングはBlabo!ユーザーがつけてくれました。香りが弱くなったら、ヤスリで削れば末長く使える。エコでおしゃれな天然の芳香剤「森colon」の完成です。