カツオといえば…の呪縛
みなさん、カツオというとどんな料理を思い浮かべますか? きっと「カツオのたたき」と答えた方が多いのではないでしょうか。けれど、たたきは鮮度が第一。美味しくいただける時期がとても限られているのも確かです。
美味しいカツオをより多くの方に、1年を通して食べてもらえないかと立ち上がったのが、高知県で問屋を営んでいる旭食品の竹内さんでした。
カツオの新定番を作ろう!
そこでBlabo!で開催したのが「カツオのうまさは、たたきだけじゃない!シーズン関係なく食べたくなるカツオを生かした商品って?」という企画会議です。
サバやマグロは刺身料理だけではなく、缶詰めや加工食品として様々な商品が出回っています。カツオもきっといろんな可能性があるのではと、アイデアを募ってみると…
なんと127個のアイデアが集まりました。中でも人気を集めたのがさゆたんさんのこのアイデア。
和食のイメージが強かったカツオですが、“ハム”と表現をするだけで、料理のバリエーションが広がりますよね。アイデアに対するコメントでも、「日本酒にもワインにもおむすびにも使えるかも。」といった声や、「お寿司にもよさそうですよね」といった意見が飛び交いました。
竹内さんもみなさんのアイデアを読みながら、カツオの加工商品の可能性を確信したようです。
みなさんからいただいたアイデアのエッセンスを活かして作られたのが、新ブランド「高知発KATSUO便」です。高知県で漁れた新鮮なカツオの美味しさを、日本全国どこでもお届けします!という意味が込められているそうです。ブランドの第一弾となる商品はもちろん、さゆたんさんのアイデアが元になったこの商品。
お醤油を染み込ませて燻製にした『そのまま食べる鰹節』は、薄くスライスされているので食べやすく、おつまみにピッタリの一品です。
その他にも現在発売が決定しているのがこちらの商品です。
今後は、みなさんのアイデアを参考にしながらさらに商品を増やしていく予定です。
旭食品の「にっぽん問屋プロジェクト」は現在2年目に突入中です。今年力を入れていきたい商品は、具入り調味料、ビン詰めおかず、そしてだしパックの3つ。ぜひ今年も、みなさんと一緒に魅力あるブランドをプロデュースしていければと思ってます!