最近は電車に乗る機会が少ない生活なので特に影響はありませんが、以前は片道40分の電車通勤をしていたときがあります。朝は90%くらいの確率で座れたので、必ず派手に舟を漕いで爆睡していました😅たまに座れないと、その日は一日何か調子悪くて…。私の変な体のリズムには、心地のよい電車の揺れで眠る時間がこの上なく貴重な時間でした。なんて平和な時間だったのだろうと懐かしく思い出されます。

家から駅まで。
駅での乗換。
最寄り駅から職場、または目的地まで。
普段何気なく歩いていて、スマホの万歩計も1万歩いってたのに、移動が無くなれば、1000歩もいかない日々が
移動でこれだけ歩いていたことに、改めて気づかされました。

電車通勤ですが、中吊りなどの車内広告はよく見ます。
あれは、私の興味に関係なく目に飛び込んで来る（それが意外と「へえ～」となる）ので、興味がなさそうな物はだんだん出てこ来なくなるネット広告とは違います。
それを見る機会が減ったのは残念。

毎日、電車に揺られてます。
つり革に持たれながらボーッと外を眺めながら電車移動の価値を考えました。

結果「なにもない」

これは肯定的な意味での「なにもない」です。仕事、家では何かに追われています。自分に目を向ける暇もないのです。

「なにもない」だが「それがいい」

移動=仕事に行く、学校に行く、遊びにいく
移動はその準備時間で、今日はどうしようかなと考える時間を半強制的にくれる。

家だとよく怠けてしまう自分にとっては、
本当にそう感じることが自粛期間で増えました。

移動をしなくなって、楽になったこともたくさんありますが
毎日の通勤中にたまたま見つけたお店、本。
中吊り広告にしても、景色にしても、世の中を知る時間だったように思います。
気づきやアイデアが生まれるのも、移動時間は一役買っていた気がしています。
リモートが増えたとしても、気分転換や運動も兼ねて、散策することは必要だなと感じます。

地方在住で通勤が徒歩のため、都市部へ高速バス、JR・私鉄、飛行機で往復するのが移動らしい移動ですが、新型コロナの影響で4か月、移動がありませんでした。
移動中は、本を読んだり音楽を聴いたりする貴重な時間ですが、移動できなくなって、読書量や音楽を聴く時間が減りました。
読書、音楽鑑賞の時間を過ごせることが、私にとっての「移動の価値」です。

街を歩いていると意外な発見ってありますよね、セレンディピティ的な出会いがあるのは移動の価値だと思います

普段外出する機会が少ない私にとって、移動時間は貴重です。
電車の中吊りポスターやビジョン広告を眺めて情報を得たり、周りのお洒落な人のファッションから流行りを知る場でもあります。
車窓から景色を眺めるだけでも、新たな発見があってワクワクすることも！

主要ターミナル駅構内は、今は乗り換えで利用する程度ですが、ここも貴重な情報源の場です。余裕ができたらゆっくりエキナカ散策したいですね。

通勤電車は嫌いだと思っていました。
でも電車内で本を読むことで週３冊ペースで読めていたことに気づきました。家では家族に話しかけられたりテレビが気になったりして、あまり捗りませんでした。
またファッションチェックもしていたんだなと気がつきました。通勤途中に見かける同世代、（おそらく）同じような職種の方の服、芸能人やモデルさんとは違うリアルな着こなしを参考にしていたみたいです。