Dearコーヒー
あなたがこの世からいなくなるなんて考えられません。田舎育ちでドラマを見て東京ライフにあこがれていたので、あの緑の人魚のマークのコーヒーカップを持って青山を歩くのが夢でした。実現した時にはうれしかったなぁ...。苦くて全然飲めなかったけど。

あなたはもう飲み物というより素敵な景色の一部なのです。いなくなるなんて考えられません。

国葬ですよ。そんなことになったら。
国葬にして、私とコーヒーみたいな選りすぐりの写真のスライドショーと寄せられたさよならメッセージの代読。最後はサライを歌ってさようならします。
出棺するときは、国民で霊柩車を追いかけ見送ります。
そのあと片平なぎささんのこれで終わらない感を大型スクリーンに
だしてもらいます。

すみませんカオスになりました。

毎日飲んで身近すぎて、存在の大きさに気づけなくてごめんなさい。
朝の定番はカフェオレ、日中も2杯は飲んでいました。ショッピングや旅の途中で飲んだのも思い出。楽しいときも悲しいときもコーヒーがそばに・・・いっぱいいっぱいありがとう。ずっと忘れません。

気が付けばいつも隣にいて眠い朝もシャキッ、時には長い夜の寂しさも埋めてくれた。ルーツはエチオピア、実を食べた山羊の興奮で発見され日本では明治初期の喫茶「可否茶館」から大衆に広まった。1200年の長い年月を経た今、どうしても去って行くのなら最期にメッセージ「あなたはいつも元気をくれた。消えた世界は想像出来ないけどせめて後継者を派遣して欲しい、今度は世界が安心して眠れる夜を作れるひとを！ありがとう。」

コーヒーにお手紙を書いたら、きっとコーヒーとの思い出が書ききれないので、シンプルに「今までおやつタイムのお供として私を楽しませてくれてありがとう」とだけ書いて、あとはコーヒーを飲んでコーヒーとの別れを惜しみます。
コーヒーはやはり飲まれることが最高の喜びだと思うので、コーヒーとの思い出を家族や友達と語り合いながら、おやつタイムを楽しみたいと思います。

私の記憶の中にあなたの香りがずっと残っています。ふっとすれ違ったら思い出して悲しくなるかも。でも、もうお別れします。今までありがとう。さよなら。

ほっと一息つきたい時、寂しさを紛らわしたい時etc. いつも側にいて寄り添ってくれたことに、ありがとう。
かけがえのない、あなたが居なくなってしまうことは考えられません。
しばらくは　あなたの残り香を心に留めて過ごします。
また、逢える日を心待ちに。。

さようなら。
貴方がいなくても私は死にません。
けれど貴方と出会う前の日々には、もう戻れないでしょう。
貴方の匂い、温もり、刺激、貴方と過ごす時間があまりにも心地良かったから、何時の間にか依存してしまいましたね。
別れがくると知っていたなら、いっそ出会わなければよかったとすら思います。それでもあの日、大人の扉を開けてくれてありがとう。
貴方の残り香を、後味を、残したシミを抱いて私は生きてゆきます。

コーヒー一杯いかがですかという言葉だけでも笑顔になれる大切な存在です。
職場の来客対応で人見知りな私は、毎回助けてもらっています。ありがとうございます。
夏は冷たく、冬は暖かい。私自身そんな臨機応変な対応ができるよう努力中です。いつでもお待ちしています。

もっと環境に気を使ってやるべきだった
私たち人間のせいでコーヒーが世界から無くなってしまって申し訳ない